【暗くてボロイ工房】2月19日(金)隈研吾氏のアナザースカイにロギールも登場

2月19日(金)放送のアナザースカイⅡ「世界的建築家・隈研吾が人生を変えた高知へ!一大転機とは?」は、ここ梼原町が目的地です。

その中でロギールも取材を受けましたので、きっと出演すると思います。23:00からの番組、ぜひご覧下さい。

まちの駅ゆすはら 2016年完成

梼原町で出会った隈研吾氏とロギール

バブル崩壊後、隈氏が梼原と関係を持ち始めた時期に、ロギールの工房も訪れました。

丁度私が今読んでいる隈研吾氏の著書の中で、その時の様子をこのように表現して頂いています。

狭い山道を登っていくと、古いボロボロの民家があって、そこでロギールが作業をしていた。捨てられた廃屋を見付けて住み込んだけれど、電気が来てないんだよという話だった。あんな真っ暗な中で、よく作業をしたり、暮らしたりできるものだと感心してしまった。

隈研吾(2020)「ひとの住処 1964-2020」新潮新書
かみこやができる前の工房。梼原に移住したころは住居もここだった。

「ボロい」「暗い」という表現は、高度経済成長を通して「ピカピカ」なものがもてはやされるようになったことの対比として、この本の中で何度も登場しています。

いろいろな仕事

その後、ゆすはらでの隈研吾氏の最初の建築である「雲の上のホテル」から、その後の「梼原町総合庁舎」、「まちの駅ゆすはら」、「YURURIゆすはら」と、町内の建築ではいつもお仕事をさせて頂いています。

また梼原町以外でもいろいろとお声かけを頂き、LIXILギャラリーでは「紙の洞窟」

クリエイションの未来展 第12回 隈研吾監修
高知県梼原町の和紙職人 ロギール・アウテンボーガルト × 建築家 隈研吾

シェフ三國清三氏のレストラン「ミクニ伊豆高原」では紙製のテーブルセットを作りました。

隈研吾氏の転換期とされるゆすはらとの関りの中にロギールも登場することをとても誇らしく思っています!さて、番組には登場するでしょうか??

(アウテンボーガルト陽平)

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