壁紙制作

9月に入り少し暑さも和らぎ、紙作りがのしやすい季節にだんだんとなってきまして、注文を頂いておる壁紙の制作を始めています。

今回は1m×2m、1m×3mの漉き枠を使って流し込みの製法で漉きます。流し込みは、漉き枠に柄杓などで原料を流す漉き方です。

漉き枠

このように大きなサイズの流し込みの場合は、紙の暑さを均一にするために、まず漉き枠の水平を確認することから始まります。

パルプの準備も慎重に行います。原料やネリの濃度が仕上がった紙の表情に影響します。

流し込み
ちりを取る

チリや原料のかたまりなど、紙のイメージに合わないものは一つずつピンセットで取ります。

流し込み

紙が厚くなり、紙の表面側に近づくほど慎重な作業となります。ここで紙の上に道具などを落としてしまうと大変です。。。

手漉き和紙

漉きあがりです。この時点では濡れていますので、干しあがった際にはまた違った表情となります。無事納品され、みなさまにご覧頂けることを楽しみにしています!

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