桑畑の手入れ

かみこやで作られる手漉き紙の中でも貴重なものの一つに、桑の紙があります。

一般的に和紙の原料と言えば楮・三椏ですが、戦時中など物資不足のときには盛んに桑の紙も作られたとのことです。

 

しかし桑の紙の表情は素朴でかつ奥深く、楮や三椏にまったく引けを取らない魅力があります。

昨年制作した練馬区・向山庭園の襖紙にも、桑の原料が使われています。

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向山庭園の詳細はこちら

 

先日、四万十川中流域の西土佐にある、桑畑の草刈に行ってきました。

もともと養蚕に使っていて、今は放置されている桑畑なので、ところによっては身長を超える程の草の勢いです。

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その日の西土佐の最高気温は37.5度との報道があった日で、30分ごとに休憩をとりながらの作業でしたが、畑の様子を取り戻すことができました。

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これで今年も、桑の紙を作る準備ができます。

 

 

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