里山の自然を漉きこむアート

自分で摘んだ草花を漉きこんだ和紙アートを作るワークショップです。

小さなお子様からアーティストの方まで、どなた様もご参加いただけるプログラムになっています。

自家栽培をした和紙の原料、楮(こうぞ)で紙を漉いて、そこにあなたが摘んだ草花を配置。仕上げに自然素材の色原料で模様をつけて、オリジナルの和紙アート作品に仕上げます。

できた作品は写真立てで飾る、絵や書を書く、ランプシェードなどの工作に使う、などで楽しめます。

  • 所要時間 90分~120分
  • 大きさ  A4サイズ

ここが違う!かみこやの紙漉き体験

かみこやの紙漉き体験は「技術」「素材」「サポート」が違います。

技術:全て手作業の伝統製法

草花漉きこみ和紙作りは、ただ紙を”漉く”のではありません。

原料の準備から干すところまで、人の手と自然の力だけで美しい紙を作る、基本の技術を体験します。

特に原料をほぐすときの「手打ち」と、出来た紙を干す「板干し」という工程は、多くの”手漉き”和紙工房でも機械を使う工程です。

作品作りを通して、手作業の楽しさを感じて下さい。

プログラム

和紙の話→ 畑と設備の見学→ 原料を叩く→ 紙を漉く→ 草花を摘んで配置→ 色原料で模様をつける→ プレス→ 板干し→ 完了(作品は後日郵送)

素材:高品質な本物の和紙

作品に使う原料には、自家栽培の楮のみを使います。

楮のパルプ
楮の繊維

その原料を化学薬品を使わない伝統製法で下処理をしているので、繊維の美しさが引き出されています。

なので、「私には芸術の才能は無い!」と心配する必要はありません。ただ丁寧に作業をするだけで美しい紙になります。

高品質な素材はベースの原料だけではありません。和紙作りに欠かせない粘液も色原料も、作品に使うのは一切化学薬品は使いません。

自然素材にはそれ自体に表現力があります。そこにあなたの感性を少しだけ足すだけで、オリジナルの作品ができます。

サポート:30年を超える指導の実績

そうはいっても、絵を描いたり物を作ったりしたのが過去の記憶になってしまった人には、いきなりの自己表現は難しいかもしれません。

ご安心下さい。

プログラムには、これまでの30年間、3000人以上の作品づくりをサポートしてきたかみこやのノウハウを詰め込んています。

紙漉き体験

もし手が止まったときにも、経験豊富なスタッフがちょっとしたヒントを出したり、ときには大胆にお手伝いもして、あなたの作品作りをサポートします。

想像してみて下さい。

あなたの前にはたった今自分で漉いたばかりの真っ白な和紙。

どんな花をおいて、どんな模様を付けるかはあなたの自由。思いのまま、手が動くままに作品を作って下さい。

里山全体で体験する手漉き和紙の価値

かみこやの紙漉き体験は、工房のある里山で過ごす時間そのものが「体験」です。

都会でも大自然でもない、人と自然が混ざり合う場所で良い和紙は生まれると、私たちは考えているからです。

和紙の里山

畑、水、風、太陽。工房に到着して、里山を感じて、和紙作りを終えるころには少しだけ感じ方が変わっていることを願っています。

お客様の声

紙漉きは思っていた以上の内容で土佐和紙の歴史と共にその魅力に引き込まれました♪次回は春の里山の景色をぜひ見てみたいです!!

2020年10月

いろんな植物をよく見ながらひとつずつ作っていくのが楽しかったです。

2022年11月

良くある質問

Q:車の運転が苦手なので、狭い道を通るのが怖いです。

A:かみこやまでの道のりはほとんど狭い道を通らずに来ることができます。

高知市方面からはまず「梼原町総合庁舎」を目指してください。総合庁舎からかみこやまでは20分で、狭い道は最後の15分だけです。それもほぼ1.5車線の道幅です。松山方面からは大洲経由ですと同じようにほぼ広い道のみで来れます。どうぞ余裕を持ったスケジュールで、ゆっくりと山郷のドライブをお楽しみながらお越し下さい。

Q:周辺に観光をするところはありますか?

A:たくさんあります!1日ではとても遊びつくせません。お気軽にご相談ください。

  • 四国カルスト・天狗高原 車で30分
  • 隈研吾氏の建築群 車で20分
  • ジップライン(津野町) 車で20分

Q:コロナ対策はどうなっていますか?

A:コロナ対策は以下の通りです

  • スタッフはマスクを付けて接客致します。毎朝検温をして、体調不良の場合は休みます。
  • チェックイン時に、お客様全員の検温にご協力お願い致します。