収穫でカズラを使う
先日より、かみこやで栽培している楮、三椏の収穫が始まっています。
収穫の際に欠かせないのが、刈り取った楮を束ねるのに使うカズラです。
いつも作業を手伝っていただいてるやなぎばた会議のメンバーのおばさんにお願いして、事前に山や藪から取って来てもらいます。
締める・ほどくが簡単にでき、何度も使えます。足りない時は代わりに紐を使いますが、使い勝手の良さではカズラに替わるものはありません。このカズラで束ねたまま蒸し、その後皮を剥いだ後に残った殻もこのカズラで束ねたまま1年、2年と保管して燃料などに使います。
カズラで原料を束ねる様子。
残念ながら今年は夏の猛暑のせいか、楮が大きく育たず収穫量は少な目ですが、どのような紙に仕上がるのか楽しみです。